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法人のお客様

@PROFESSIONAL USERS インタビューby LAVA

石井 麻里

78 ジュエリーデザイナー

このハードディスクを使い始めてからデータを失う恐怖心が全くなくなりました

第78回目の@PROFESSIONAL USERSは、ジュエリーデザイナーの石井麻里さん。ファッション業界の第一線でデザインン、パターンメイキング(モデリスト)を手掛けてきた石井さんが満を持してジュエリーブランドを立ち上げました。摩周湖のカムイッシュ島からインスパイアされて名付けたというブランド名は「華0糸」(カムイト)。自然の移り変わりをモチーフにした繊細で、とても美しいジュエリーが並びます。そんな石井さんが、バッファローのポータブルHDD、HD-PXT1.0TU2-WHをお仕事でご使用とのこと。早速LAVAが千葉県、木更津にある石井さんのご自宅兼、作業場を訪れお話を伺いました。

データをしっかり守り、コピーも速い“快適つやピタガード” HD-PXTU2シリーズ
 

形にしていくとこに魅かれたのがジュエリーデザイナーへのキッカケ

――石井さんはもともとは服飾の世界で活躍していましたね?ファッション、ジュエリーのお仕事に至る経緯を教えてください。

子供の頃は芸術関係、それも画家になろうと思っていました。高校を卒業してグラフィックの世界に進もうと思いましたが、ファッションデザイナーの方が簡単になれると何処かに書いてあって(笑)。グラフィックは逆に大変だって(笑)。そして東京デザイナー学院に入学しました。パターン、縫製、ファッションイラスト、デザインを中心に勉強しました。卒業後はスタイリストのアシスタントとなり、そこで実際に衣装を作り始めます。スタイリストの先生がロスに行くので「一緒に行こう」と誘われましたが、考えた結果その事務所は辞めたんです。フリーでやってみたいという考えもあったので、その後はフリーランスでステージ衣装やCMの洋服を作るようになりました。

――いきなりフリーで仕事が出来るものなんですか?

実は子供の頃から人形の服や、自身の服も作っていました。小さい布を使ってパッチワークの洋服を多く作りました。器用だったんでしょうね。それと周りの知り合いにいい方が多く、仕事や人を紹介してくれました。でもフリーで3年間働きましたが、やはり会社に就職しようと思い、BATSU、オゾンコミュニティーでデザイナーとして働くようになります。その後契約のデザイナーとして大手のアパレルでデザインを手掛けるようになりましたが、大手はオリジナリティーに欠けると感じたので、デザイナーズブランドに行こうと思い、Yuji Yamadaやオートクチュールの会社に入りました。こうやって話すと私って結構色々とやったんですね(笑)。

――(笑)、でもどうして色んな所にすぐ移るんでしょう?

なんででしょうね(笑)。何かひとつのことを手掛けていると、もっと別の世界を覗きたくなるんでしょうね。興味がつきないんです。そして、Yuji Yamadaに入った頃に造形に興味を持ち始めます。集中して立体にしていく、形にしていくとこに何故か魅かれていきました。それがジュエリーデザインへのキッカケになっているかもしれません。

――今いる千葉にはその頃戻ったんですか?

はい。同時にフリーでパターンメイキングの仕事も始めました。アパレルの会社から色々とお仕事をもらえました。ネットワークって大事ですよね。

――確かに。ジュエリー始めたのもそのタイミングですね?

まずは勉強から始めました。とても有名な先生がいて、ジュエリーでの技術部門で賞をとった方です。その先生に教えてもらえることになり、ロストワックスという技術の基本を学びました。

――ロストワックスとは?

ロストワックスは手すり等で削れるロウを使用して、それを立体に彫刻していくことです。ヤスリ、スパチュラ、デザインカッター、ルーター等を使います。掘るのは細かい作業なので、とても時間がかかります。細かい作業な分、シャープな線も出せるので、自分が描いていた思うような作品が作れます。それとは別に、今いる家の近くにジュエリーの工房があることを発見したんです。そこの先生は仏像を掘っている方で、私はすぐに入りました。先生には彫刻を徹底的に教えてもらい、そこから完全に私はジュエリーの造形にはまっていきました。

――僕は全くもって手先が器用ではないので、もともと石井さんのような人にはたまらない世界なんでしょうね。仏像を掘るなんて想像も出来ません(笑)。それから自身のブランドを立ち上げたんですか?

ある友人に作ったジュエリーの写真を見せたら、その友人の知り合いの方が私のジュエリーをオーダーしてくれたんです。なんか楽しくなってきたぞと思ったんですが、実際はまだ技術も追いついていないのに、その遥か上のレベルのリクエストをされましたので、もう必死にやりましたよ(笑)。先生に聞きにいったり、徹夜でやったり。でもそうしていたことで技術は自然に上がっていきましたね。

「華0糸」という名前は摩周湖の真ん中にあるカムイッシュ島の神秘性にヒントを得た

――ブランド名の「華0糸」(カムイト)について教えてください。

「華0糸」は最初はKAMUITOというローマ字の表記でした。それは自身のオリジナルの洋服のブランド名でした。KAMUITOは北海道東部にある摩周湖の真ん中にある小さな島、カムイッシュ島からヒントを得て名付けました。険しい湖岸には似合わない静寂の湖で、ここには注ぐ川もなく、それでも水位はいつも変わりません。湖面に浮かぶカムイッシュ島は霧がかかると姿を消し、晴れてくるとやがて姿を現します。その神秘性に心を魅かれました。そしてKAMUITOから漢字のあて字で、「か」は「華」、「む」はゼロの0にして、「いと」は「糸」にしました。私のジュエリーのデザインが華(花)をモチーフにしているのと、0(ゼロ)は今までのジュエリーとは違う発想でジュエリーメイキングを自分なりの考え方で変えていきたいという思い。糸はいずれ自分が今まで手掛けてきたファッションとも融合させていきたいという思いで、それを全て合わせて「華0糸」という名前にしました。

――素敵なブランド名だと思います。華0糸のジュエリーについてもう少し詳しく教えてください。

カムイッシュ島からイメージした光と影、静と動、そして生物の生きているリアル感を銀で表現していきます。これがブランドのコンセプトです。モチーフは花。実際に自分でガーデニングをしているので、花の一番美しい瞬間を見ることが出来ます。その時にイメージがわいて、そこから造形していきます。なので花のモチーフを使ったものが多いんです。そして宝石や反貴石をはめ込んで、お花の雰囲気を出します。これが基本のコンセプトです。あとは天然石を使用してワイヤーを使い、レースタッチに仕上げたジュエリーもあります。それと蝶をモチーフにしたもの。これは指輪もありますよ。最近ルチルクオーツ(水晶等の何千万年もの長い年月をかけて地中で結晶化したもので、針状の結晶が偶然水晶の中に形成された、とても神秘的な天然石)にはまっていて、その石を使ったものも自分の作品にしています。

――華0糸のセールスポイントは?

世界に一点の手作り。お花を使っても花びら一枚一枚の表情が違います。鋳造(ちゅうぞう)という金属に変えていく職人さんの仕事があるんですが、それは彫刻したワックスを型の中に入れて、そこに熱を加えるとワックスの部分が溶けてそこにワックスの形のまま空洞が出来ます。そこに溶かしたシルバーやプラチナ、ゴールド等の金属を流し込みます。そして周りの型をはずすと、ワックスで作ったものと同じ形で金属のものが仕上がります。シルバーだと熱を加えると白く上がってきます。それに磨きをかけていきます。それを鋳造というのですが、それを普通は職人さんがやりますが、仕上げの磨きの部分は自分で納得がいくところまで私がやります。そうすることで華0糸のジュエリーには私の愛が詰まっていきます。買っていただけたお客様はみなさん喜んでいただけています。

――やはり愛ですね。情報は華0糸のHPにありますのでみなさんご覧ください。今後の華0糸の方向性は?

展示会をもっと増やして直接お客様に販売したいですね。去年の1月に国際宝飾展に出店したんですが、その際に岐阜県のパワーストーンを使ったアクセサリーを販売しているお店と契約が出来ました。そういったお店をどんどんと増やしていければと思っています。

頭にイメージで浮かんだものは作品として作っておくべき

――パソコンはお仕事で使用していますよね?

はい。現在使用しているのはWindows7のノートパソコンです。ホームページも自分で作っています。なのでその更新やDM、HPを書いたアドレスのカードも自分で制作します。華0糸のカタログも自分でデザインして作っています。iShadeを使用してジュエリーのデザインも始めてみました。これを使用すると立体のデザインが出来ます。オーダーをいただいた時にリアルなデザイン画を立体的に作れますよね。完成予想図が作りやすいんです。現在エナメルを使ってカラフルなジュエリーを作りたいと思っていて、それをパソコン上で色々試したいと思っているんです。デザイン画は平面なので、自分の頭の中では立体的なものは想像出来ません。なのでこのソフトとパソコンを駆使して全体図をイメージしています。

――石井さんが使用しているバッファローのポータブルHDD、HD-PXT1.0TU2-WHについてお聞かせください。

以前パソコンが壊れた時に大事なデータを全て失いました。それ以来ずっと自分が使いやすいハードディスクを探してたんです。私は机でパターンメイキング等の色んな仕事もするので、机の上は常にサラの状態で空けておきたいのです。なのでハードディスクも場所をとらないものを探していました。まさにこれですよね!デザイナーとしてもこのハードディスクのデザインは気に入っています。シンプル&コンパクト。先ほども言いましたが、華0糸のコンセプトは自然をモチーフにしているので、パソコン周りはあまり機械的なものにしたくないんです。出来ればそういうものに見えないものを仕事場には置いておきたい。なにぶんイメージから作業が始まりますので。なのでそういった意味でもこのハードディスクは私の仕事環境の場にとても馴染んでいます。それと私はおっちょこちょいなので、すぐに色んなものを落としてしまうんです。これは落としても壊れれづらい機能が付いていて、そこは大事なポイントです。裏に滑り止めがあり、落ちづらくもなっています。実はこういった所の気配りは素晴らしいと思うんです。でも決定的なのは信頼性です。華0糸のカタログをとても時間をかけて作ったんですが、そのデータが全てとんでしましました。全身の力が抜けて、何日か復活出来ませんでしたよ(笑)。でもこのハードディスクを使い始めてからその恐怖心は全くなくなりました。今ではホームページのデータ、作品フォト、デザイン関係、パターン関係、全てこのハードディスクに入れています。

――どうもありがとうございます。ますます素敵なジュエリーが出来ることを楽しみにしています。ジュエリーデザイナーは人気のお仕事だと思いますが、それを目指す人達にメッセージをお願いします。

頭にバーっと浮かんだものは作品として絶対に作っておくべきだと思います。そういった作品は卸してもすぐに売れます。イメージで浮かんだものは人が喜ぶものだと思います。なのでみなさんもどんどん浮かんだら作ってみてください。

――今日はどうもありがとうございました。

Creator's Profile

本人写真

石井 麻里(いしい まり)

服飾の専門学校を卒業後、アパレル、コレクションブランド、ステージ衣装、オートクチュール等、服飾に関するあらゆるジャンルの企画(デザイン、パターン)に携わる。
2006年、独立。服飾の仕事の傍ら、アロマ工芸にて彫金を学び、2008年からオリジナルジュエリーの制作に取りかかる。
2010年、「華0糸」(カムイト)ブランド設立。1月にITJ国際宝飾展出店。
日本の伝統美、自然、ファッションとの融合を目指し、創作活動をしています。

華0糸
http://www.kamuito.com/

Interview Photo

※画像をクリックすると大きな画像をご覧頂けます。

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インタビュー中にもあったロストワックス等を行う作業机です。もともと手先が器用だった石井さんでこそ出来上がる作品と同時に、ここで色々なイメージも作り上げていくんでしょうね。

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ロストワックスを行う前の段階のデザイン画です。そしてロウを使って作られていったツタンカーメン。これが次の段階にまた入って、徐々にジュエリーとして生まれていくのです。

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ここからは「華0糸」の作品です。「ガーデニングでポピュラーなガザニアの開花シーンをシルバーで再現したネックレス。中からキラキラと輝く天然石はレインボー・ルチルクオーツです。手造りのぬくもりは華やかな装いにはもちろん、カジュアルにもよく合います。」Silver925/鏡面仕上げ/Rainbow Rutil Quartz。

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「玄関先アプローチのアーチに咲く薔薇をイメージしました。天然石はレピドクロサイト・イン・クオーツ(オレンジの結晶)。焼き上がりの色ホワイトを残し、アーチの部分や花びらの先端など、部分的に鏡面に磨いています。」Silver925

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「クールなガーデンローズをイメージした黒ばらペンダント。陰影が強調されるいぶし仕上げ。作者が納得いくまで繰り返し磨き上げます。」Silver925オニキス(ブラックの天然石)

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「シンプルでありながら個性的なラインを目指して制作したイヤリング。フレアーの先には月長石が神秘的に光ります。」Silver925 Moonstone

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石井さんご使用のバッファローのポータブルHDD、HD-PXT1.0TU2-WH。これからのデザインワークをパソコンにも切り替えていく後押しにもなったそうです。シンプルな仕事場にもすっきりとフィットしていました。一度データを失った恐怖感も消え、今までのデータも全て安心に保管出来ているそうです。

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パソコンで作業をする石井さん。立体的なデザインを描いていました。ノートパソコンの横にあるバッファローのハードディスクもパソコンと全く同じ「白」で、とってもマッチしていましたよ。

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今回は千葉県まで足を伸ばしての取材となりましたが、石井さんの住んでいる場所自体がとっても穏やかで自然に囲まれた場所。こういった環境で作られる作品はきっとダイレクトにお客様にも「ナチュラルな愛」が届けられるはずです。石井さんの今後の「愛ある作品」を心から楽しみにしています。

Creater's Favorite Foods

クリエイターのお気に入り料理

石井 麻里の好きな料理“この一品!”
「RECESS.Kのデザート」

「私の家の近所にあるマクロビオティック料理(命を高める料理の意)のレストラン、
“RECESS.K”の「バルーネという名のいちぢくとフルーツほうずきのゼリーとノンワックスのアップルパイ」です。本当に美味しいんです!ここはとにかく体を考えた料理が満載。普通のおうちのレストランなんです。知られざるお店なんですが、予約の数は後を絶ちません。このいちぢく、一度食べたらやめられませんよ。」

今回登場した製品

製品写真

データをしっかり守り、コピーも速い“快適つやピタガード” HD-PXTU2シリーズ

本体裏面にすべり止めシリコングリップを装着し不意の落下などを軽減。耐衝撃ボディーを採用し、万が一の落下からドライブを守ります。さらに、ハードディスクにデータを保存するだけで強制的に暗号化するハードウェア暗号化機能搭載。ポータブルハードディスクの紛失や盗難など万一の時でも情報漏洩を防ぐことが出来ます。

HD-PXTU2シリーズ製品ページ

 
 

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