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法人のお客様

@PROFESSIONAL USERS インタビューby LAVA

長谷川 弓子

82 グラフィックデザイナー

大げさではなく、このハードディスクは私の命です。

第82回目の@PROFESSIONAL USERSは、グラフィックデザイナーの長谷川 弓子(はせがわ ゆみこ)さん。3歳から絵を描き始め、絵画コンクールにて小、中、校と賞を総なめにした天才少女。いくつかのデザインオフィスで働き、現在はフリーとして本の装丁や音楽関係のデザインに携わります。長谷川さんの、基礎がしっかり出来た上でのポップなデザインワークには、他のデザイナーとはまたひと味違ったセンスがキラリと光ります。そんな長谷川さんは、以前起きたパソコンでのトラブルを解消するためにとバッファローの外付けハードディスク、HD-WL2TU3/R1を使用とのこと。早速LAVAが東京・三宿にあるカフェFUNGOにてお話を伺いました。

2台のドライブでデータを守るミラーリング対応HDD「HD-WLSU2/R1シリーズ」
 

新しく作る会社に来ないかと誘われて東京へ

――今回はグラフィックデザイナーの長谷川 弓子さんです。彼女の仕事場の近所にある、カフェFUNGOにお邪魔してお話を聞いていきます。グラフィックデザイナーになっていったきっかけを教えてください。

3歳の頃から絵を描くのが好きでした。私のおじいちゃんが日本画の画家で、幼稚園の頃はおじいちゃんが私を膝の上に座らせて絵を描いていたのを覚えています。でも、おじいちゃんですから常に手が震えていたんですが(笑)、筆を持つとピタっと震えが止まるんです。さーって描きだすんです。それが私にはとっても不思議で、その頃から絵に興味を持つようになりました。

――なかなか面白いきっかけですね。僕も手先が不器用で震えたりしますが、DJブースに入って仕事しても震えてます(笑)。おじいちゃん、凄い!

(笑)ほんと、不思議でした。そこから画家、もしくは漫画等の絵を描ける仕事がしたいなと思っていました。でも、漫画だと同じ顔を何度も描かなければならない。それが絶対嫌でした(笑)。だから画家を目指しました。

――もの凄い理由(笑)。そんなこと考えたことなかったけど、確かに漫画は同じ顔を何度も描かなきゃですね。

そうなんですよ。それは私には出来ないってきっぱり諦めました。高校生の時に「イラストレーション」という本があって、プロのイラストレーターの作品や情報が載っていました。同時にイラストレーターになるには?的な登竜門みたいなコーナーもあって。それまでは画家になりたいって思い、学校のポスター展や絵画展で賞をとったりして絵を描くことには自信を持っていました。それに絵というの、はどんな素人が見ても「上手い!」と思わせるものだと思っていました。写真を巧妙に、写実的に描くのが絵だと思っていました。でもイラストレーションを読んで。「そうじゃないんだ」って気付いたんです。まさに下手うまの世界。同時に「宝島」という雑誌を読んでさらにショックを受けたんです。絵の世界って自分が思っているよりもとっても広い世界で、とっても面白いって思えました。ぐっと引き込まれました。

――確かにおじいちゃんの日本画を見て育ち、絵画コンクールでひたすら写実的な絵を描いて賞をとっていた少女にとってはイラストの世界は新しかったんでしょうね。面白い話しです。

そこから私はデザインの世界にも興味を持ち始めました。音楽は元々好きだったんですが、デザインに特化した音楽雑誌が増えてきたんです。同時にレコードジャケットにも興味を持ち、デザインの方向も視野に入れるようになりました。デザイナー方面への学校へ入ろうと思ったんですが、親からもの凄く反対されました。私は静岡県にいましたが、東京のデザイン関係の学校に通おうと思ってたんですね。でも親は上京にも反対でした。なんとか地元で就職先を探して欲しいと。でもデザイン事務所は静岡県の片田舎ではないんですよ(笑)。地元のネジ工場で働く可能性もあったんですが(笑)、やはり自分の夢は捨てきれなくて、自分の足で探そうと決意しました。考えた結果、高校時代の修学旅行でカメラマンの方が付き添いで来ていたんですね。その人に相談に行ったんです。

――凄いところを思い出しましたね(笑)。

もうひねり出しました(笑)。そのカメラマンは広告用のチラシの撮影もしていたんです。それで彼が知っているいくつかのデザイン事務所に声をかけてくれたんです。そのうちのひとつのデザイン事務所が私を採用してくれました。そこで始めたデザインは新聞の折り込み広告のデザイン、お店のショップカード、地元のデパートのパンフレット等、ちょっと小さな仕事が多かったんです。結局2年間で辞めてしまい、同じ地元のデザイン会社に入りました。そこでは主任にまでなったんですが、自分のイメージの中で、「私は静岡にはいないで、東京で仕事をしている」っていうのがあったんです。なんの根拠もないんですが(笑)。そうしたらそのデザイン会社に東京で音楽雑誌の仕事をしている人がアルバイトとして入ってきたんです。彼は静岡が地元の人でした。席がとなりになったので話しをしたら、私が前からやりたかった仕事をしていた人でした。彼は理由があって静岡に一時戻ってきたんですが、また東京に帰ることになったんです。東京に戻った彼から電話があって、「新しい事務所を作るから社員としてうちに来ないか?」って。「来たあー!」(笑)。こんなチャンスはないし、自分の思った通りの展開。まずは両親と親戚への説得からです(笑)。両親達には悔いの残らない人生を送りたいと伝えました。実は両親はこっそり私のためにお金を貯めていてくれて、それを全部使って東京に来ました。22歳の時ですね。

人工的なものはツールを使えばできますが、私は温もりのあるデザインを心がけています。

――さすが親です。ありがたいですね。そして遂にイメージしていた東京での仕事ですね。

はい。上京してソニーマガジンズ系のデザインオフィスに入社しました。音楽雑誌、映画のパンフレット、芸能人のカレンダー、CDデザインを手掛けている会社で、私はそこでアシスタントから始めました。凄く面白かったのと同時に、あまりにやりたいことが出来てしまったので実はふぬけになってしまって。

――なんて贅沢な(笑)。

いや、楽しかったんですが、私以外は男性2名の会社で、正直馴染みづらかったんです。3年間在籍して退社したんです。そこからまた違うデザイン会社に移りました。同じような仕事を手掛けていたんですが、その頃から私個人に入ってくる仕事もあったんです。仕事の両立が始まってとても忙しくなってきました。独立した方がいいかなって。その方が儲かるかもと(笑)。それで30歳目前で独立しました。

――現在手掛けているお仕事を教えてください。

本の装丁、ショップカードのデザイン、リーフレット、イベントフライヤーの制作、フリーマガジンのデザインです。それに携わる撮影もします。

――何かひとつ、手掛けた仕事の話しをしてください。

東京・神保町の学士会館1階にあるLatin(ラタン)というフレンチレストランのショップカードを作りました。低予算でインパクトのあるものというリクエストでして。そしてこのお店ならではのショップカードを作って欲しいという依頼でした。まずここのお店の特徴を探そうと思いレストランに行くと、入り口にある扉のレリーフがとても印象的だったんです。ここは昭和初期に出来た建物で、ドラマの撮影でもよく使われます。どうにかその扉のレリーフを活かせないかと思い、自分でその扉を撮影してトレースして表現しました。バックで使っているカラーはお店自体のシンボルカラーの紺を使用しました。小さいこのサイズはお財布にも入れられます。ラタンは本の街でもある神保町にあるので、しおりとしても使用出来ます(写真・参)。

――なるほど。僕はこれ、好きなデザインです。行きたくなりますね。長谷川さんのデザインの持ち味はどんなところでしょう?

私は常に温もりのあるデザインを心がけています。人工的、機械的なものは現代のツールを使えば出来るんでしょうが、私は手作業で作ったような温もりのあるデザインが好きです。血の通ったデザインですね。

完成した時の喜びはとても大きいので諦めないで、夢を持って進んでください。

――パソコンでの仕事について教えてください。

使っているのはiMacです。クラシック環境のMacもとってあります。それを使用する仕事もあるので。ソフトはイラストレーター、フォトショップ、インデザインです。フリーハンドで描いたものをスキャニングしてパソコンに取り込むこともありますし、直接イラストレーターを使って絵を描くこともあります。

――お使いのバッファローの外付けハードディスク、HD-WL2TU3/R1について教えてください。

大分前にパソコン自体がクラッシュしてしまい動かなくなったんです。バックアップデータもとっておかなかったので大変なことになったんです。ハードディスクが壊れたのではなく、電源系統のトラブルでした。あの時の恐怖は忘れられません。iMacを買ってまだあまり時間が経っていないので、それに合う環境を持った外付けのハードディスクをと思い、HD-WL2TU3/R1を選びました。デザインもシンプルですし、とてもフラットな感じのハードディスクです。机に置いてもいい感じですね。使用している時のカリカリいう音を聞いては、「あーバックアップとってくれてる!」っていう安心感ももらってます(笑)。バッファローの周辺機器はよく使っています。私もこの仕事が長いので、パソコン関係では色んなトラブルを起こしてきましたが(笑)、バッファローのものではそういった経験はありませんね。コストパフォーマンスを考えても、本当に良く出来ていると思います。でも、私の仕事はフリーハンドのものは原画が残っているからいいんですけど、パソコンを使って絵を描いたものに関してはデータが飛んでしまったらもうお手上げです。同じものは2度とは描けませんからね。なので、絶対、絶対!バックアップをとらなければならないし、何よりも私にはそれが重要です。大げさではなく、このハードディスクは私の命です。

――どうもありがとうございます。これからもがっつりバックアップとってください。では最後にグラフィックデザイナーになりたい人達にメッセージをお願いします。

思いが強ければ強いほど願いは叶うと思います。嫌で地味な仕事もありますが、完成した時の喜びはとても大きなものなので、諦めないで、夢を持って進んでください。

――今日はどうもありがとうございました。

Creator's Profile

本人写真

長谷川 弓子(はせがわ ゆみこ)

静岡県出身。物心ついた頃には毎日絵を描く日々。日本画をやっていた祖父の膝の上でじっくり観察しながら、ずっと絵を描く人になりたいと思って過ごす。思春期に数々の雑誌でイラストレーター、デザイナーの仕事に衝撃を受ける。レコード屋で斬新なPOPや小冊子を作っては、欲しいアルバムをもらうという高校時代を経て、デザイナーへの興味がさらに強くなっていく。そしてそのままデザイナー生活に突入し基礎を学ぶ。地元のデザイン事務所からデザイン会社に移り、運命の出会いにより両親を説得して上京する。その後いくつかの事務所を経てフリーとなる。エディトリアル中心に様々な紙媒体のデザインを手掛ける一方、最近はドローイング活動も増やして作品を発表している。昨年はデザイナーの友人と共に知的障害のみなさんとファッションショーにも参加。近年、活動の範囲が広がる。

・公式ホームページ
http://78bg.org/

Interview Photo

※画像をクリックすると大きな画像をご覧頂けます。

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長谷川さんの仕事場です。「音楽好きの個性あるデザイナー」という感じがむんむん伝わりますね。

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ここからは長谷川さんの手掛けた作品の数々を。まずはインタビューにもあったLatin(ラタン)のショップカード。「学士会館にあるレストランLatinのショップカードとワインフェアのリーフレット。とにかく手にしたくなるものにしたかったです。ターゲットは30代前後の女性。ショップカードは本の街、神保町ということで、しおりとしても使えるサイズ。」

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「毎月手がけている音楽のフリーマガジンです。以前は音楽雑誌もやっていましたが、やはり自分の仕事に音楽は切っても切り離せないものがあります。」

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僕はここにあるチャームとポストカードを購入しました。なんとマグカップは頂いていしまいましたが。。人にあげても喜ばれそうなものばかりです。長谷川さん曰く、「自分の個展やグループ展をやるときに作ったマグカップとポストカードと古雑誌リサイクルチャーム。」

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「bohemianvoodooというクラブジャズバンドのフライヤー(左)は、人とのつながり、結びつきをイメージしたものにしました。手前のグループ展のDMは写真撮影も自らが行いました。」

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「私は料理本や女性向け、エンタメ系の書籍を手がける事が多いんです。ここにあるのはほんの一部です。」

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長谷川さんが「私の命」と言い切った、バッファローの外付けハードディスク、HD-WL2TU3/R1。データ保存はもちろんのこと、「安心」をこれで買ったと言います。彼女のようなフリーハンドを用いたワン&オンリーな作業の仕方をしているクリエイターにとっては、欠かせないハードディスクなんですね。

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お仕事中の長谷川さんです。最近では新しい出会いにより新しい仕事が増えているそうです。新しいハードディスクも手にして、増々作業もはかどりそうです。

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この日の取材は長谷川さんの作業場の近くにある、「サンドウイッチレストラン FUNGO」で行いました。彼女はとっても緊張して登場しましたが、とても面白い話しをたくさんしてくれました。「常に温もりのあるデザインを心がけています」という長谷川さん。彼女のキャラクターがそのままその志につながっているなと感じました。「音楽」という共通項があるので、僕も機会があれば是非長谷川さんと仕事を一緒にしてみたいなと思いました。

Creater's Favorite Foods

クリエイターのお気に入り料理

長谷川 弓子の好きな料理“この一品!”
「しらすご飯」

「これが元気のもと!静岡も富士市出身なので、駿河湾で獲れたしらすをときどき母から送ってもらいます。小さい頃から食べ慣れたおいしいしらす。これを食べるとパワーがでますよー。ご飯の上にたっぷりのせて食べるのがおいしいです。富士市の誇れる逸品だと思います!」

今回登場した製品

製品写真

USB3.0搭載で高速アクセス。安心のミラーリング対応モデル「HD-WLU3/R1シリーズ」

大量のデータを快適に扱える高速規格USB3.0(規格値5Gbps)採用の高速モデルです。また、当社独自の高速化ソフトウェア「バッファローツールズ」も搭載。ハードディスクドライブを2台内蔵し、2台のドライブを組み合わせてデータ保護や高速化できる「RAID」機能を搭載。RAID1(ミラーリング)モード選択時は、自動的に保存ファイルの複製を行いデータ保護に役立ちます。

HD-WLU3/R1シリーズ製品ページ

 
外付けハードディスク  製品ページ

USBケーブルなどでパソコンに簡単に取り付けでき、大容量のデータが保存可能なストレージです。

 

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