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@PROFESSIONAL USERS インタビューby LAVA

堀越 昭宏

85 キーボーディスト/サウンド・プロデューサー

僕はフレキシブルに使えるこのハードディスクがとても気に入っている

第85回目の@PROFESSIONAL USERSは、キーボーディスト/サウンド・プロデューサーの堀越 昭宏(ほりこし あきひろ)さん。90年代の邦楽中心の日本において、洋楽のかっこ良さを追求し、日本のR&Bサウンドを先導したバンド「エスカレーターズ」のキーボーディスとして、音楽界ではあまりにも有名なキーパーソン。彼を慕うミュージシャン、DJ、プロデューサーは多数存在します。現在は自身のユニット“XS”での活動の他、LAVAの新作でもエッジの聞いたエレクトリック・ピアノを披露しています。そんな堀越さんが制作で、バッファローの外付けハードディスク、HD-WL4TU3/R1 をご使用とのこと。早速LAVAが堀越さんの自宅兼、スタジオにてお話を伺いました。

2台のドライブでデータを守るミラーリング対応HDD「HD-WLSU2/R1シリーズ」

小学生の頃から仮面ライダーの主題歌を耳で覚えて楽譜にしていました

――今回の@Professional Usersは、僕も憧れている大先輩、キーボーディスト兼、サウンド・プロデューサーの堀越 昭宏さんです。聞きたいことは本当に色々とあるんですが、まずは音楽の世界へ入っていった経緯を教えてください。

僕は3歳からクラシックピアノを始めました。近所に仲良しの女の子がいたので一緒に通っていたんですね。なんだか不毛なキッカケではありますが(笑)。小学校へ行ってもピアノは続けたんですが、中学、高校、大学では吹奏楽部にいました。

――えっ、意外ですね。楽器はなんだったんですか?

トランペットです。サックスは人気がありましたが、なんだかその人気っぷりが気に食わなくて(笑)。人とは違う楽器が良かったんです。それでいてトランペットは派手な楽器だと僕は思ったんです。音も好きでした。

――今でも吹くんですか?

いやいや、もう10年も吹いていないんです。この楽器はちょっとでも練習を怠ると全く吹けなくなります。

――学生時代はトランペットに明け暮れていたんですね。想像とは違いました(笑)。

高校時代には吹奏楽団で全国大会まで進出しましたよ。余談ですが、気付いたのは小学生の頃だったと思いますが、僕には絶対音感がありました。仮面ライダーの主題歌を耳で覚えて楽譜にしていました。沢田研二やピンクレディー、ユーミンにいたっても、全て譜面にしていましたね。

――譜面の書けない僕には全く信じられない話しです。卒業後はどうなっていきましたか?

大学を卒業して電子楽器メーカーのKORGに入社しました。その頃からジャズスクールに通い、ジャズピアノを習いだします。大学時代に所属したジャズ研では、みんな古いジャズを好んでしました。僕はマイルス・デイヴィスやハービー・ハンコックが大好きだったので、ちょっと話しが合わないところもありました。異端を感じていたというか(笑)。なのでジャズスクールに通い、自分の持っていたジャズの熱を爆発させたかったんです。

――爆発したんですか?

はい、思いっきり(笑)。KORGに行きながらも、色々なセッションに夜な夜な出かけました。でもKORGも面白い会社で、レアなブラジル音楽を教えてくれた先輩がいたり、社員旅行もライブハウスのある所に行ったりと、ちょっと変わっていましたね。そんなこんなしているうちにエスカレーターズのメンバーと出会うんです。当時僕がやっていた4ピースのジャズバンドにボーカルを入れようということになり、それに応募してきたのがZooco(ズーコ)さんだったんです。結局その4ピースのバンドは解散して、Zoocoがベーシストの川西さんを紹介してくれました。Zoocoがデモテープを当時作っていて、それに僕がエレピ(エレクトリック・ピアノ)を録音しました。その曲のベースとドラムのうねりは相当やばかった。これは日本人離れしていると衝撃を受けました。そのベースを弾いていたのが川西さんで、彼とセッションを始めるようになります。ジャズに傾倒していた僕に「ハービー・ハンコックもファンクをやっているよ」と言われ、その一言で僕もファンクに傾倒していきました。そしてジャズ・ファンク・バンドのLuvCityを結成します。ホーンも取り入れたバンドでしたが、1年ぐらい活動してからドラマーやホーンのメンバーチェンジを経て、エスカレーターズを結成させました。

エスカレーターズを結成し1年でミニアルバム“Ammonite”のレコーディングが始まりました

――遂に始まりますね。

結成して1年ぐらい経ってからS-KENプロデュースの“Jazz Hip Jap2”というコンピレーションにZoocoが参加しました。彼女は面白いと注目されるようになって、エスカレーターズとしてファーストレコーディングを行いました。“Jazz Powers”という同じくS-KENプロデュースのアルバムにてデビューしました。同じ年の1993年に冬にエスカレーターズの1枚目のミニアルバム、“Ammonite”のレコーディングを開始しました。レコード会社はコロムビアで、レーベルメートにはピチカート・ファイブがいました。

――ちなみにKORGは辞めていたんですか?

はい(笑)。1994年の4月に“Ammonite”で本格的にデビューしたので、2月には辞めていましたね。

――レコーディングをロンドンでも行っていましたよね?

デビュー直前の3月にメンバーでロンドンに行き、ライブを2回、後は追加のレコーディングもしてきました。ライブをした会場には偶然ジェームス・ブラウンのドラマーがいて驚いたことを覚えています(笑)。

――さすがイギリス。エスカレーターズは僕も大好きなバンドでしたが、どんな活動内容だったんでしょうか?立ち位置としては日本の音楽界の中でもそれこそ「かっこいい異端」であったと思うんですが。

ありがとうございます。年に1枚のアルバムのリリース。それに伴い国内のライブツアー、曲作り、リハーサル。これで1年は終わっていました。特に長くやるのは曲のトラックダウンの作業。当時僕たちがかっこいいと思えた音は70年代のむき出しのレアグルーブ系の音です。80年代のリバーブ感(エコー感)はいらなかったんです。どうしてもJ-POP世代になってきた日本で、この音で勝負したかったんです、70年代のサウンドの構築を90年代にするので時間がかかるんです。

――分かりますね。まずその「音」の部分の実験と追求がエスカレーターズの場合、常に時代の先を行っていましたよね。僕も洋楽ばかり聞いてきた男なので、エスカレーターズを最初に聞いた時には正直驚きましたもんね。「日本人なんだ。こりゃかっちょいい!」って。そう思った人が今の日本の音楽シーンを面白くしている人達だったりもします。当時のエスカレーターズのトラックダウンでのこだわりは、日本の音楽シーンに大きく影響を与えたと言っていいでしょうね。でもどうしてエスカレーターズは解散したんでしょうか?

ボーカリストを変えるという話しになって、だったらバンド名も変えようということになったんです。僕はエスカレーターズという名前には愛着がありました。バンド名やボーカリストが変わっても続けられるかなとも思ったんですが、やはり名前には愛すべきものがあった。ここからは自分の活動を始めてみようという気持ちになりました。

――8年間、エスカレーターズという伝説的なバンドで活動をしてみて自分なりの感想を教えてください。

J-POPが全盛の時代において、エスカレーターズはブラックミュージックをちゃんとやろうとしていたバンドだったと思います。自分達が活動してから何年も経ってからHIP-HOP以降のR&Bという言葉出てきました。その辺りの感性は先取りしていたと思います。音数の多い日本のレコーディング事情において、エスカレーターズは70年代のクールさとエッジをシンプルに音に吹き込めたと思っています。

――その後の活動を教えてください。

アーティストのレコーディングでのサポートやライブのサポート。イギリスから発生した“Nu Jazz” という言葉をヒントに、R&BやDrum'n Bass等、色々と試しだしています。そして自身のユニット、XSを3年前に発進させました。「僕が好きな音楽をやるユニット」をテーマに、Nu Jazz、Neo Soulのキーワードを掲げて活動しています。昨年の9月に初のアルバム、“Vimana:The Space Ship”をリリースしました。

――実は僕のイベントにもXSは出演してくれまして、本当にかっこ良かったんです。感激しましたね。XSのアルバムも是非みなさん聴いてください。これからの堀越さんの活動はどうなっていきますか?

XS に関しては“Vimana"のリミックスアルバムを作りたいです。僕の周りには素晴らしいリミキサーがたくさんいますからね。それとアコースティックのサウンドにも興味があって、そのユニットを作りたいです。リズムはあくまでもソウルやHIP-HOPを感じさせるんだけど、全体はアコースティックのサウンドに包まれるような感じ。アコースティクピアノがメインになるでしょうね。アーティスト堀越としてはエレクトリックピアノのイメージが強いと思うので、ここはアコースティックピアノの方もやっておきたいんですね。またアコースティックを弾くことで、エレクトリックピアノの幅も広がっていくんではとも思います。 作曲に関しては、「もう今となっては自分では怖いものはなにもない」といった心境です。何を作ったらいいか、何を言われるかとか、もう迷うことはないんです。とんこつラーメン全部乗せ、みたいな感じ(笑)。とにかくなんでもやってみる。合わないものはないと思いやってみる。今はそういう気持ちです。

好きなことを研究し、自分のスキルを上げる努力を

僕にとっても勇気の出る言葉です。堀越さんがそう言ってくれると嬉しいです。今後の活動も一ファンとして楽しみにしています。さて、当然パソコンを使って作業をしていると思いますので、パソコンの話しをしてください。

現在使用しているはMac Book Proです。15インチのエクスプレスカードが入れられる最後のモデルです。音楽ソフトはロジックプロのバージョン9です。音楽制作は全てパソコンで行います。その作業はどちらかと言うと好きですね。音楽データ上で何度でもやり直しがきくところはやはり素晴らしい。

お使いのバッファローの外付けハードディスク、HD-WL4TU3/R1 についてお聞かせください。

僕が今一番必要としているのがデータのバックアップです。本体のハードディスクが現在750GB。そうなるとバックアップも相当な容量が必要です。最近では2TB〜4TBぐらいのハードディスクがあるのは嬉しいですよね。1TBぐらいだとすぐにいっぱいになってしまいます。僕はTime Machine機能も使用していて、さらにTime Machineエディターというソフトも使っています。Time Machineは通常1時間ごとのバックアップですが、このソフトを使用すると自分の好きな時間にバックアップ時間を設定出来ます。現在この受け皿になってくれているのが、バッファローの外付けハードディスク、HD-WL4TU3/R1 です。一番いいのは容量が4TBと大きく、不安がありません。Raid(レイド/HDDが2台入っている)が組めるので、それを使ってデータを保護したり、読み込み、書き込みを早く出来るようにもなります。Raid1がバックアップを作るミラーリング機能で、1台が故障しても自動的にRaid1に入ります。復元も可能です。Raid0がストライピング機能で、ひとつのデータを分割して、ふたつのHDDに書きます。そうすることでスピードが早くコピー出来ます。もちろんRaidを組まなくても1台のハードディスクとして使えます。僕はRaidを組んでいて、ミラーリングの方を使っています。自分にとってはこのフレキシブルに使えるハードディスクをとても気に入っています。それと、USBのハブを通してもパソコンと連動して電源が切れます。ここはエコです。地球にも優しいんです。フレキシブルという点では、USB3.0使用の部分。僕のMacがまだそれに対応していないんですが、 2.0としても使用できるので問題はありません。そのうちMacが3.0に対応出来るようになれば、さらに書き込みも読み込みも早く使えるようにまりますね。僕にとってハードディスクは容量が大きければ大きいほどいいし、スピードが早ければ早いほどいい。そのどちらもクリアしているのがこのハードディスクです。

ありがとうございます。では最後に堀越さんのような音楽家を目指す人達にメッセージをお願いします。

好きなことをより研究しましょう。分析や統合も必要ですが、やはり研究ですね。それと、自分のスキルを上げる努力をしながらもチャンスを広げるために、方々に顔を出しましょう。

――今日はどうもありがとうございました。

Creator's Profile

本人写真

堀越 昭宏(ほりこし あきひろ)

ピアノ/キーボード奏者、作・編曲家、サウンドプロデューサー、トラックメーカー。 ジャズピアノを滝本博之氏に師事。同時にマイルス・デイヴィス、ハービー・ハンコック、ウェイン・ショーター、キース・ジャレットから多大な影響を受ける。 UK クラブ・シーンにおけるAcid Jazzムーブメントに呼応し、日本のR&Bサウンドを先導したバンド「エスカレーターズ」キーボーディストとして、1994年に日本コロムビアからデビュー。イギリスでのライブ/レコーディイングを経験し、7枚のアルバム、8枚のシングル/マキシ・シングルをリリースした。 モーダルなソロ・プレイ、groovyなリズム・バッキング、“spiritual”なハーモナイゼーションを得意とし、ピアノやシンセサイザーなど各種のキーボードを操るが、特にRhodesエレクトリック・ピアノのスペシャリストとしての評価が高い。 福富幸宏、沢田穣治、ゴスペラーズ、星村麻衣、Jazzin' Park、Maki Mannamiなど、レコーディング/ライブ・サポート多数。”ブラック・ミュージックとしてのジャズ”をキーワードに、自己のネオ・ソウル/クロスオーバー/クラブ・ジャズ・ユニットであるXS、また、isao osada(tp)club jazz session、Gen Hosokawa(tp)Jazz Quintet(GHQ)、横浜最大級のクラブ・イベント“afrontier”などで幅広く活動中。 キーボードマガジン(リットー・ミュージック)にたびたび寄稿し、また「ピアニストのためのJAZZコードBOOK」(同じくリットーミュージック)を執筆している。 日本工学院八王子専門学校、専門学校東京ビジュアルアーツで非常勤講師を務め、個人レッスンも行っている。

・公式ホームページ
http://www.xsjazz.com/

Interview Photo

※画像をクリックすると大きな画像をご覧頂けます。

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堀越さんの自宅スタジオです。色々と音も聴かせてもらえましたが、こだわりのサウンドシステムから流れてきた音は、随所に気を使って構築されたんだろうなと思えるものでした。

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1993年リリースのS-KEN氏プロデュースの“Jazz Powers”というアルバムにてエスカレーターズはデビューを果たしました。

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1994年4月リリースのエスカレーターズの記念すべきミニアルバムです。J−POP全盛の時期に全曲英語詞の意欲作。同内容のアナログ盤はUKで3000枚が完売。名盤との評価もありました。堀越さん曰く、「荒っぽいが何も意識せずにFunkyになっているのがミソ。」

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エスカレーターズが1994年11月にリリースにしたのが“Planet E”です。高浪敬太郎氏(ピチカートファイブ/当時)がプロデュースを手掛けた最初の日本語歌詞アルバムです。堀越さん曰く、「1曲目、“Fly High”を始めとして、これほどオールドRhodes(エレクトリックピアノ)をフィーチャーしたサウンドのバンドは、当時の日本のメジャーシーンではほとんど唯一だったかもしれない。」

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そして、現在活動中の「僕が好きな音楽をやるユニット」というXSのファーストアルバム、“Vimana:The Space Ship”。堀越さんの「前進する進化した音」がここにあります。生音のアレンジメントは流石の一言です。

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僕のイベント、“LAVA Lounge”にライブで参加してくれた時のXSの写真です。ありきたりの言葉なんですが、本当に「かっこいい」ライブでした。エレピ(エレクトリックピアノ)をプレイする堀越さん、完全にお客さんを魅了していました。

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堀越さんがバックアップ用として大活躍させているバッファローの外付けハードディスク、HD-WL4TU3/R1です。バッファローへの信頼度もとても高いらしく、容量の大きさ、スピード、どれをとってもパーフェクトなハードディスクだとおっしゃってくれました。

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作業中の堀越さん。XSのアルバムもここで制作したといいます。次回の作品もとても楽しみですね。

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僕にとって堀越さんは、日本に「かっこいい音楽」を運んできてくれた人。そしてこの国でも「かっこいい音」は発進出来るんだと教えてくれた人でもあります。同時に、音楽家にとって重要な道を作ってくれた人物とも言えます。今後僕のプロジェクトにも参加してくれることになり、最強のアーティストとタッグを組めることを心から嬉しく思います。堀越さん、一緒にいい音楽をどんどん作りましょうね!

Creater's Favorite Foods

クリエイターのお気に入り料理

堀越 昭宏の好きな料理“この一品!”
「(近所の店の)ハンバーグステーキ」

堀越さん曰く、「好きな理由1、激ウマなのです。理由2、いつもだいたいハンバーグかカルボナーラを食べています(笑)」 実は僕も一緒に食べましたが、ほんと、激ウマです!

今回登場した製品

製品写真

USB3.0搭載で高速アクセス。安心のミラーリング対応モデル「HD-WLU3/R1シリーズ」

大量のデータを快適に扱える高速規格USB3.0(規格値5Gbps)採用の高速モデルです。また、当社独自の高速化ソフトウェア「バッファローツールズ」も搭載。ハードディスクドライブを2台内蔵し、2台のドライブを組み合わせてデータ保護や高速化できる「RAID」機能を搭載。RAID1(ミラーリング)モード選択時は、自動的に保存ファイルの複製を行いデータ保護に役立ちます。

HD-WLU3/R1シリーズ製品ページ

 
外付けハードディスク  製品ページ

USBケーブルなどでパソコンに簡単に取り付けでき、大容量のデータが保存可能なストレージです。

 

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