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@PROFESSIONAL USERS インタビューby LAVA

窪田 茂

87 建築家/インテリアデザイナー

世界中に自分のアイデアを手軽に持ち運べる素晴らしいハードディスク

第87回目の@PROFESSIONAL USERSは、建築家/インテリアデザイナーの窪田 茂(くぼた しげる)さん。数々の建築、インテリア、空間デザインを手掛ける日本を代表する建築家のひとり。最近では六本木に新しく出来たメルセデスが発進したレストラン、カフェ、バーラウンジ付きショールーム、Mercedes-Benz Connectionを手掛け、その空間演出の素晴らしさに、人々をあっと言わせました。そんな窪田さんがお仕事でバッファローのポータブルハードディスク、HDS-PXV1.0TU2をご使用とのこと。早速LAVAが東京・中目黒にある窪田さんのオフィス、窪田建築都市研究所を訪れお話を伺いました。

ウイルスチェック/ハードウェア暗号化/耐衝撃機能 USB2.0用ポータブルHDD HDS-PXVU2シリーズ

ゼロから物を創り出すような建築家になりたいと思っていました

――久しぶりの建築家さんの登場です。窪田さんが建築家を目指したキッカケを教えてください。

高校生時代に美術が好きになりました。絵を描くのが好きでしたね。進路を考えている時だったので、建築家かファッションデザイナーになろうと思いました。最終的に建築家を目指すことにしました。僕の実家は工務店で、父は大工さん。親からは後を継げというようになことは一切言われませんでしたが、僕は小さな頃から父が手掛けたものは見ていました。父は大工だったので自分でデザインをしているわけではなかったのですが、僕は自身でデザインをしてみたかったんです。言われて何かをやる建築業務ではなく、ゼロから物を創り出すような建築家になりたいと思っていました。でも志が立派なわりには勉強が嫌いで(笑)、大学受験は失敗。一浪して建築の専門学校に進みます。卒業後はある設計事務所に就職しました。

――僕のイメージの中で、窪田さんはずっとひとりでやって来たような印象があったんですが、ちゃんと就職してたんですね(笑)。

いやいや、いきなり独立なんて無理ですよ(笑)。独立前には設計事務所を3つ渡り歩いています。でも、設計の仕事には様々なタイプがあって、最初に入った所はとても固いタイプの事務所でした。公団マンションや銀行や官庁ビル、病院等を作る設計事務所でした。デザインと言われる部分があまりないタイプの建築物が多かったんです。僕はデザインがやりたかったので、そこは2年半で辞めました。「僕はデザインがしたい!」と言って辞めましたよ(笑)。でも偉そうに言うわりには23歳で、たいした技術もなく、一級建築士の免許があるわけでもなく、学歴もない。なので、その後に履歴書をたくさんの建築事務所に送りましたが、何処も採用はしてくれませんでした。

――そういう世界ですよね。それで?

商業建築を多く手掛ける会社に就職が出来ました。お店が入っているテナントビルを作るような会社でした。でも結局は自分が想い描いているようなデザインの仕事は手掛けられませんでした。これは次のステップに行く時が来たと思い、一級建築士の免許を取ることに専念し始めます。一級建築士の資格取得は当時で合格率が8%〜12%でした。

――えっ!そんなに狭き門なんですか?

ほぼ初回での合格は無理ですよね。まずは決めごとがあって、大学を出ていればその後の実務を2年重ねていれば免許を取る資格がもらえます。専門学校卒の場合は卒業後4年の実務期間が必要です。なので僕の場合は専門学校卒なので25歳でちょうど一級建築士の免許が取れることになります。

――なるほど。卒業してもすぐに取れるわけではないんですね。それにその資格の年齢が来ても驚くような合格率ですもんね。やはり建築家になるのは並大抵ではないんですね。それで猛勉強開始ですか?

絶対1回でとってやる!と決め、遊んでばかりいたのを止め、大好きなサーフィンも中止(笑)。ひたすら1年半、勉強しました。

――で、結果は?

一発で合格しました。

――おーっ!それは凄い!

26歳で一級建築士プラス、実務6年のキャリアが付きました。それでも行きたいと思ってた所には入れないんです。僕はアトリエ系(個人建築事務所)に行きたかったんです。デザインへのこだわりがやはり違いますからね。それからしてアトリエ系の事務所に入社出来ました。3年間働きましたね。建築思想やデザインそのものはそこで養いました。今までは実務という経験のみでしたが、細かいディテールから大きな思想まで、全てを手にして実務にも勉強にも励みました。仕事は大変だし、給料は前社よりもどんどんと減ってはいくんですが、やっていることが本当に楽しかったんです。やはりやりたいことがやれるのはいいものです。

29歳で独立しました。30歳よりも29歳でアクションを起こしたかった

——その後独立ですか?

はい、29歳で独立しました。なんのあてもなく独立(笑)。単純に30歳よりも29歳でアクションを起こしたかったんですね。焦りは相当あったんでしょうね。何かやらないといけないというような。

——実は僕も29歳が最もターニングポイントになった年齢でしたよ。でも29歳に変化が訪れた人は大成するという説を聞いて喜んではいるんですが(笑)。

えっ、そうなんですね。よし、頑張ろう(笑)。でもそこからがまた大変で、父は退職していたんですが、実家の自分の部屋でまずは事務所設立です(笑)。でも仕事のあてはゼロ。昼間っからフラフラ実家にいる日々です。最初に手掛けた仕事が隣の家のお風呂工事(笑)。こりゃ未来はどうなるのなかと思いましたね。でも、実は3つめの会社にいた時に、友人の家の設計を手掛けたんです。最初から最後までしっかりと手掛けた仕事だったので、その資料を持ってひたすら営業をしました。その後営業活動がみのり、建築家紹介所から家の設計の依頼が来ました。オーナーも若く、同年代の建築家を探していたらしいんです。これをキッカケに流れが変わってきました。その後プロデュース会社の方々と知り合い、多くの物件のデザインを手掛けました。一気に商業の設計が増えましたね。その頃から僕には建築家の脳とインテリアの脳が同時に芽生えてきました。これが現在の僕のクリエイティブに大いに役立っているポイントにもなっています。

——最近窪田さんが手掛けたMercedes -Benz Connectionの話を聞かせてください。

メルセデスのブランド発進基地として、2011年7月にオープンしました。世界初のレストラン、カフェ、バーラウンジ付きのショールームです。これはコンペで競って見事手中に収めた物件です。常に僕は人々の印象に残る仕事がしたいと思ってやってきました。建築の部分においてのコミュニティーの重要さを形にしたいという意識が強いのです。メルセデスからはその部分を求められました。メルセデス自体は若者からの支持が少ないですよね。ユーザーは50歳以上がやはり多いんです。当然メルセデスも若者達にアピールしていきたいと考えます。でもこれは建築家として、内装もやれてコミュニティーの形を作れる理想的なオファーでした。決まってからは相当色々考えました。まずはショールームの中で車に試乗しても外で乗っている感覚を与えたいなと思い、ムービーウオールという映像が常に動いている巨大なスクリーンの壁を導入しました。車に乗った時にその映像を見て、まるで外で運転しているような気分にさせつつも、アーティスティックなものにしたく、映像デザインのWOWにビジュアルクリエイトをお願いしました。映像を使って大きく空間の印象を変えることで、常に人々に与える印象を変えていこいうというものです。単純に小さいよりも大きい方が変化した時に空間の印象を大きく変えますからね。みなさんがまずは興味をそそるものを置こうと考えました。それと単なるメルセデスのショールームと思われるよりも、とにかくまずは色々な人達に知ってもらうために、自由に人々が出入り出来るような間口を広げたデザインが必要だと考えました。そこでみなさんが自由に、誰でも入って来やすいように、エントランス部分にカフェを作りました。メルセデスに興味がなくても、たまたまカフェに入ったら車がある。人がそこをうろうろしている。車の横にはソファーもある。「あっ、ここは勝手に車を見てもいいんだな」という気にさせる。そのバックにはカッコいい映像が流れている。でも、思っている以上に人はメルセデスのデザインをじっくり見たことがないと思うんです。僕もじっくり見たことなんてないですからね。でもメルセデスのデザインは座ってよく見ると実は素晴らしい車であり、カッコいい車であると気付きます。車好きの僕から見ても発見があるような素晴らしい車です。ちょっとしたことでも知ってもらえるということが大事です。何かのキッカケになることを建築やデザインに活かしました。これはプレゼンの時からそういうアイデアを打ち出していました。

——2階では食事も出来るんですよね?

はい。2階部分がバーとレストランになっています。2階は1階よりも、もう少しゆっくりと、そしてカジュアルに楽しんでもらえる空間を目指しました。場所は六本木の交差点近くで、店内の賑わいが外にこぼれ出る感じにしたかったんです。メルセデスということで敷居が高く感じられがちになるので、バーはスタンディングスタイルにして、テラスもあって、そこからの賑わいが外の人に、「自分達もここに入ってもいいんだな」と思わせるようにしました。窓を大きくとることで開放感も与えています。外からも中から見ても、街の一部になっている感じを出しました。柱にも特徴を加え、街中や海や山や、車で行くような場所の印象を抽象化して柱の形を作っています。そしてこの柱は光ります。下から動いてくる青の光が波のようにも見えます。なのでライティングのデザインにもこだわりました。昼間は白の光で、夕方から夜にかけては太陽の光のような動きでオレンジの照明になります。夜は青や紫。結果的には形は有機的で、夜になると外装が黒なので、建物は闇に溶けていきます。そして中の柱が浮き出てきます。外にある大きな木も建物の一部になり溶けていきます。街と建物が上手くリンクしていくんです。自分として納得のいくものが出来ました。

先ほども言いましたが、僕の持ち味は建築とインテリアが同時に脳にあるので、それを表現することが持ち味だと思っています。その僕の持つクリエイティブが街を自分らしく面白く出来たらいいと思っています。

ポータブルハードディスクにアイデアをたくさん詰め込んで世界中を飛び回ってます

——僕もMercedes -Benz Connectionが完成し、初めてその建物を見た時は驚きましたね。なんだ、このお洒落な建物は!と(笑)。窪田さんが作ってたんですね。やはり流石です。僕も今度はゆっくり食事をしに行こうと思っています。 では窪田さんが使用しているパソコンの話をしてください。

メインで使っているのはAirMacです。デザインは手描きですが、製図はベクターワークスというCAD(キャド)ソフトを使っています。後はイラストレーターやフォトショップですね。

——では窪田さんがお使いのバッファローのポータブルハードディスク、HDS-PXV1.0TU2について聞かせてください。

僕は国内、海外問わず、もの凄く出張が多いんです。だからその都度パソコンを持っていく機会も多いんです。今は持っているパソコンの容量が大きいのですが、プレゼン資料等の大切なデータは必ずこのポータブルハードディスク、HDS-PXV1.0TU2に入れて持っていきます。毎回感じることですが、そういった時にこの小さくて手軽なサイズのハードディスクは、僕らのような仕事をしている人間にはとても便利ですよね。特に海外ではフットワークを軽く、荷物も軽くしていきたいので。もし重く、大きなハードディスクだったらぞっとしてしまいますよ。本当に助かっています。しかもデザイン的にスマートだし、お洒落ですよね。そこもとても気に入っています。USBがしまえるようになっている所や電源ケーブルがいらなく、USBを付ければ動いてくれるのもお気に入りのポイントです。余計なケーブルを持っていく必要もありませんしね。デザイナーの僕の立場から言っても、とても優れたハードディスクだと思います。ハードディスクがこれだけ簡単に持ち歩けるって、僕らクリエイターには常にアイデアを持ち歩いていけるのと一緒だと思うんです。そしてそれを世界中で取り出せることが、また次の仕事にも役立っていくってことですからね。素晴らしい時代の変化が産んだ、素晴らしいハードディスクなんですよね。今後も重宝していくと思います。

——どうもありがとうございます。さて最後に、これから建築家を目指そうという人達にメッセージをお願いします。

建築は厳しく大変な仕事です。大事なことは諦めないこと。夢を持つこと。これに尽きます。

――今日はどうもありがとうございました。

Creator's Profile

本人写真

窪田 茂(くぼた しげる)

1969年、東京生まれ。1999年、設計事務所などを経て独立。2003年、窪田建築都市研究所(有)を設立。インテリア、建築、都市計画などのデザインや設計など、幅広くデザインを行っている。代表作に、渋谷SUS、TSUTAYA TOKYO ROPPONGI、US STORE HARAJUKU、SUIT SELECT GEORGE'S 、リゾートホテルTRIF、Royal Garden Cafe、Mersedes-Benz Connectionなどがある。TSUTAYA TOKYO ROPPONGIにてJCDデザイン賞2003受賞。Stretch Shelf(電動昇降式シェルフ)2003 Good Design Award 受賞。2004 Japan Shop System Award優秀賞受賞。商品化。UT STORE HARAJUKUでは、Good Design Awardを受賞。Design for Asia Grand Award 2007受賞(Hong Kong Design Centre)、JCD Design Silver Award 2008受賞。Market Terrace Kawagoe、2010かわごえ都市景観デザイン大賞受賞。

窪田建築都市研究所(有)
東京都目黒区東山2-2-5日興パレス東山203
03-5724-5061(Phone)
03-5724-5062(Fax)
info@ka-a.co.jp

・公式ホームページ
http://tootem.jp/

Interview Photo

※画像をクリックすると大きな画像をご覧頂けます。

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インタビュー中にもあった、2011年7月に六本木にオープンしたばかりのメルセデス・ベンツのブランドショップ、Mercedes-Benz Connection。カフェやレストラン、バーを併設したこの施設は、メルセデス・ベンツにとっても世界初の試み。窪田ワールドここにあり!

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六本木ヒルズにあるTSUTAYAの旗艦店。日本初の本格的なブック&カフェ。いつも賑わいのある人気店。僕も大好きな空間を持った場所です。

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原宿表参道にあるユニクロのTシャツ"UT"の旗艦店。Tシャツの新しい買い方を提案。こちらも大人気ショップです。

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窪田さんご使用のバッファローのポータブルハードディスク、HDS-PXV1.0TU2。機能性はもちろんのこと、彼のような優れたデザイナーにデザイン気に入ってもらえるのは嬉しいですね。常に手放すことはないと言います。

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お仕事中の窪田さんです。さすがに社長、優れたスタッフが数多くいる事務所なので、本人の机はいたってシンプルでした。このAirMacとバッファローのポータブルハードディスクだけで全てを手掛けている模様。

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実は窪田さんが渋谷のカフェレストラン、SUSを手掛けた頃から僕らは出会っていたんです。この10年の間、窪田さんは様々な物件とデザインを生み出し、僕もたくさんの音楽とアルバムを作りました。歳もほぼ同じ。これからは「アート、デザイン、音楽」の融合を僕らで一緒にやってみようと話しているんです。実現しましょうね、茂さん!

Creater's Favorite Foods

クリエイターのお気に入り料理

窪田 茂の好きな料理“この一品!”
「ビッグミートボール」

窪田さん曰く、「会社の近所にある、ビストロ・チョモランマ チビのビッグミートボール。疲れて元気を出したい時に無性に食べたくなる。」

今回登場した製品

製品写真

ウイルス・情報漏洩・衝撃から重要なビジネスデータを守る管理ソフトウェア対応モデル HDS-PXVU2シリーズ

データを保存するだけで自動で暗号化する機能に、落としても安心な耐衝撃ボディー、ウイルスチェック機能で重要なビジネスデータをしっかり守ります。また集中管理ソフトウェア SecureLock Managerにも対応しているので、企業内でのセキュリティー強化、社内コンプライアンスの徹底も実現できるビジネスユーザーにもおすすめのハードディスクです。

HDS-PXVU2シリーズ製品ページ

 
 

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