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@PROFESSIONAL USERS インタビューby LAVA

吉野 悟

96 ギタリスト・作曲家

このポータブルHDDは音楽を取り込んだ「タイムカプセル」です

第96回目の@Professional Usersは、ギタリスト、作曲家の吉野 悟(よしの さとる)さん。ジャズギタリスト界のホープとして第一線で活躍する吉野さん。そのサウンドはクラシックジャズの伝統は受けつつ、ロックギターから入ったユニークさとバラエティーに富んだサウンドスタイルをミックスさせた、まさに「ネオスタイル」のクラブジャズサウンドと言えます。今年の8月には2枚目になるアルバム、“PEACEFUL BIRDS”をリリースしました。作曲、制作の過程でバッファローのポータブルハードディスク、HD-PZU3シリーズが大活躍とのこと。早速LAVAが吉野さんの自宅兼スタジオを訪れお話を伺いました。

ミニステーション ターボPC EX対応 耐衝撃/ハードウェア暗号化機能搭載 USB3.0用 ポータブルHDD「HD-PZU3シリーズ」

ヴィジュアル系からZeppelin、そしてジャズの世界へ

――このインタビューでは久しぶりのギタリストが登場です。吉野 悟君。ジャズギタリストを目指していった経緯を教えてください。

初めてギターに触れたのは中学1年生。父親がふたつ上の兄にブランドでもなんでもないボロボロのギターを買ってきたんです。兄はフォークソングをひたすら練習していて、弾き始めてからは一切僕には触らせてくれませんでした。それから1年ぐらいして僕が「やりたいから弾かせて欲しい!」と頼んだらそのボロボロギターを貸してくれたんです。コードを覚えるところから始めて、歌本を買ってきては歌詞の上にあるコードを見て練習しました。だから未だに僕は「禁じられた遊び」は弾けないんですよ(笑)。ジャカジャカとコードばかり弾いていましたからね。

――僕も中学生からギターを練習したから同じだね。それもやはり時代もあってフォークソングばかり。でも、どっぷりその頃から音楽ばかりの生活って感じだったの?

いいえ、僕は小学校からバスケットボールを真剣にやっていたんですが、中学3年生の時に文化祭でバンドをやろうということになって、僕はお金を貯めてエピフォンというブランドのレスポールを買ったんです。

——何系のバンドだったの?

ヴィジュアル系です(笑)。流行ってましたからねえ。それが人生初ライブでした。高校に進学してからもバスケは続けようと思っていたんですが、腰を悪くしてしまったんです。それがキッカケでどっぷりと音楽に入っていくようになりました。

——ヴィジュアル系のバンドをやっていたと言っていたけど、影響されたギタリストは当時誰だったの?

ジミー・ペイジです!高校に入学してからはまずは合唱部に入り(笑)、軽音楽部、放送部と入り、どんどんと文科系の男になっていったんですが、軽音楽部ではみんな当時流行っていたPOPSに傾倒していました。僕はギターキッズだったのでハードロックを愛していたんです。それでその王様とも言えるLed Zeppelinに進んだんです。

——でもどうしてZeppelinからジャズの世界へと入っていったんだろう?

僕の同級生には当然70年代のロックに興味を持つ連中はいなかったんですが、でも僕は彼等を口説き、Led ZeppelinやDeep Purpleのコピーバンドを結成してライブハウスやコンテストに出場していました。Zeppelinで僕の好きな曲に「天国の階段」や「移民の歌」がありますが、スタジオ盤とライブ盤でジミー・ペイジが弾いているギターソロの内容が違うことを知るんです!

——うんうん、なんだか複雑にもなってるし、妙に長いしね(笑)。

そうなんです。高校生には驚きだったんですが、そこで「アドリブのソロ」というものを知るんです。そのアドリブというキーワードから「ジャズ」を知って傾倒していったんですよね。

——へー、面白いね。ジミー・ペイジのライブのギターソロからジャズへの道を見つけたなんて。そういう展開もあるんだね。

もし僕がジャズを知らなかったら間違いなくハードロック系の技巧派ギタリストになっていたと思いますよ。スティーブ・ヴァイのような。当時僕はギターのリフから曲を作っていたんですが、ギターソロがかっこ良ければいい曲、みたいな考え方でした。でも、よりいいソロを弾くという意味でも、勉強という意味でもジャズを聴くようになっていきましたね。以前よりは音楽全体が見えるようになっていったと思います。大学に進学してからは当然「ジャズ研」に入るんですが、ここでさらに熱が上がっていきました。大学には朝6時に行き、部室でまずギターの練習。授業は受けず、夕方頃みんなが集まってくるとひたすら先輩方とセッション。夜10時には学校は閉まるので、そこから飲みに行くという日々です。

——それって朝6時から夜10時まで部室でギター弾いてたってことだよね?

はい(笑)。お分かりだと思いますが当然中退です(笑)。でも在学中はジャズ研に卒業したプロのミュージシャン達も遊びに来てくれて、セッションをしてくれました。音楽を無視するようなプレイをちょっとでもすると、「周りの音を聴きなさい!」とすごく怒られて。そこで始めてプロのジャズミュージシャンのパワーを知るんです。それが理由で僕もプロのジャズギタリストになろうと決意しました。

現場叩き上げでプロのジャズギタリストに

——中退してからは?

アルバイトをしながら毎晩ジャズクラブのジャムセッションに参加していました。先輩や知り合いのミュージシャンのライブにも行ける限り行き、飛び入りで参加もしていました。そんな日々を繰り返しているうちにプロのミュージシャンやお店から「うちで弾いてみないか?」と誘われるようになっていくんです。なので20歳から25歳までは完全なる現場叩き上げです。音楽学校にも行っていないので完璧に現場経験のみです。人とのネットワークはそこで築いていきましたね。

——でもそれが現代的なやり方だと僕は思いますね。知識よりも経験を重んじて僕も生きてきたからね。吉野君はサックスプレーヤーのMALTAさんともプレイしてるよね?

はい。僕のギターの師匠でもある方から紹介してもらい、MALTAさんのバンドのローディー(機材係)をしました。地方公演も常について行きバンドのメンバーとも仲良くなりました。その時のつながりで今でも仕事が入ってきます。2006年から始まった「深川ジャズフェスティバル」では遂にMALTAさんとも共演することが出来たんです。

——継続は力だね。いい話です。吉野君がリリースしているアルバムの話をしてください。

2008年にファーストアルバム、"RELATIONSHIP"をリリースしました。銀座のジャズクラブ"SWING" のマネージャーであり、深川ジャズフェスティバルの責任者でもある方から「CDを出してみないか」と誘われ、彼が全面的にプロデュースもしてくれました。内容は全曲オリジナルのジャズアルバムです。その4年後にまた違うプロデューサーからアルバムの話をいただき、ちょうど僕のバンドも成熟期に入っていると思えたので、そのバンドと一緒に録音してみたのが僕の2枚目になるアルバム、"PEACEFUL BIRDS" です。

——"PEACEFUL BIRDS" の制作過程を教えてください。

まず、トータル的には「バラエティーに富んだ作品」にしたかったんです。僕の場合、作曲方法はギターを持ってメインのメロディーラインから作ります。ギターリフや曲の構成をイメージして作る場合もありますが、大体はメインのメロディーを重視します。ジャズスタンダードのフォーマットの曲であったり、POPなメロディーのイメージであったり、R&Bを意識したようなサウンドであったり、組曲のようにつながっていくものもあれば、アコースティックギターのソロ曲もあったり。バラエティーに富んだ、「ジャズロックアルバム」を作りたかったんですね。

——吉野君の場合は僕と同じで原点が「ロック」だから、サービス精神のようなものがあるんだよね。アルバムを聴いて僕も感じましたが、細部に渡ってリスナーに喜んでもらおうというエンターテイメント性があるよね。僕はその部分にとても好感が持てました。ジャズ好きではないリスナーにもしっかりアピール出来ているし。ちなみにこのアルバムは一発録音(バンド全員と「せーの!」で一緒に録音すること)だよね?

はい。基本は一発録音です。緊張感も大切にしたいし、全曲にアドリブの要素があるので、みんなでやらないとそれが出来ないですからね。

——アルバムタイトルが"PEACEFUL BIRDS"で、曲にも"A Song For Free Birds"というのがあるよね。「鳥」がコンセプトになっているのかな?

鳥というか、この曲を作ったのが2011年の4月で、震災の1ヶ月後なんです。この曲を作ったことがアルバムを作るキッカケにもなっています。多くの人に聴いてもらい、多くの人に僕からのレクイエムを感じて欲しいという意識が強いです。実は震災後に曲が作れくなり演奏も出来なくなりました。そこから自分も一歩抜け出さないとという意識もあって作った曲なので、ポジティブな要素が入っているはずです。

1日中ギターを弾いて作曲している人間にベストな環境とは

——なるほど。みなさんも是非聴いてみてくださいね。使用しているギターは?

WindowsのVISTAです。音楽ソフトがSONAR(ソナー)。作曲過程はMidiのデータを使用してデモ音源をまずは作ります。最初にドラムやベースを鍵盤を使い打ち込みで録音していきます。そのベーシックなトラックにギターを加えていきます。この作業が僕の曲の原型を作っていきます。

——使用しているバッファローのポータブルハードディスク、HD-PZU3シリーズについて聞かせてください。

パソコン自体のハードディスクの容量は限界があり、どうしてもデータの数が増えていくと重くなってしまい、途中でソフトが止まってしまいます。なので、僕の全ての曲のデータはこのバッファローのポータブルハードディスクの中に移していくんです。もともとバッファローの機材は昔から使用していて、ハードディスクももちろん、メモリーフラッシュやテレビ用のハードディスクもバッファローですね。

——今回ポータブルハードディスクを使用してみようと思ったのは?

レコーディングでスタジオに行くと、先ほど話した音楽ソフトのSONARのデータをスタジオのパソコンに取り込むことが出来ます。急な構成の変更や修正があった場合、このポータブルハードディスクを持ち込んだ方がスムースに作業が進みます。単純にパソコンを持っていく必要がありません。3つの理由で言うと、まずはパソコン内にデータをためないでいい。そして移したデータをスタジオに簡単に持ち運びが出来る。そして何よりも機動性。このサイズで1TBあるのは信じられません。容量が大きいというのは僕にとってはたくさんギターが弾けて、たくさん曲も作れて、なおかつストックも出来る。とにかく僕は1日中ギターを弾いて作曲している人間ですからね(笑)。それが世の中に出ることがなくても、いつかこれを取り出して形に出来る可能性があります。そういった意味で言うと、このポータブルハードディスクは僕の宝箱です。アイデアの宝庫になります。1コーラスであったり、1フレーズであったり、イメージ出来たら気兼ねなくここに入れておけます。そしてそれをいつでも取り出せる。言い換えるなら音楽を取り込んだ「タイムカプセル」ですよね。曲を作っているといいアイデアもあるし、ボツのもあります。弾いてみないと、作ってみないと分かりません。それを簡単に気兼ねなく取り込んで取り出していくことが出来るのは素晴らしいことです。このポータブルハードディスクを使用して以来、頭の中に浮かんだフレーズはまずは「録音してみよう!」という気になりました。ミュージシャンのクリエイティブマインドを活性化させてくれているところも凄いと思いますよ。

——確かに凄いね。作曲って何処で何が降ってくるか分からないから、イージーにすぐに録音出来るって凄く助かるんだよね、2度と思い出せないフレーズもあるから。「ミュージックタイムカプセル」、まさにその通りです。今後の素晴らしい作品作りのお供に愛用してください。さて、最後に吉野君のようなギタリスト、作曲家を目指す人達にメッセージをお願いします。

その時の音を大事にして欲しいです。それが1曲であろうと1フレーズであろうと、1音であろうと。その時に出来た音楽はみなさんの財産だと思います。

——今日はどうもありがとうございました。

Creator's Profile

本人写真

吉野 悟(よしの さとる)

1982年神奈川県川崎市出身。
13歳よりギターを始め、コピーバンド等でライブやコンテストに参加。高校卒業とともにジャズギターを寺屋ナオ氏に師事。大学に進学し、様々なライブ、セッションに触れる。また在学中から首都圏を中心にライブ活動をはじめ、その後プロ活動を本格化。この頃より布川俊樹氏に師事。2006年よりスタートした東京深川ジャズフェスティバルにおいて、日本を代表するサックス奏者MALTA氏と共演。好評を博する。
主な共演者(敬称略)MALTA(Sax)、布川俊樹(Gt)、キャロル山崎(Vo)、ハル斎藤(Sax)、モヒカーノ関(Pf)、池田達也(Ba)、佐藤誠(Gt)らジャズ界のトッププレイヤー達と共演し、大きな体に似合わず(!?)繊細で美しいギタープレイに多方面から絶大な支持を集める。
現在も自己のグループ・トリオやサポート等でのライブ、レコーディング・レッスン・制作など様々な活動を首都圏を中心に行っている。

2008年12月、自身初のオリジナルリーダーアルバム「RELATIONSHIP」をリリース。
「ウォームで爽やかなギターサウンドは彼の人柄そのもの。何を弾いてもメロディアス!」(ギタリスト 布川俊樹)

2012年8月、2ndALBUM「PEACEFUL BIRDS」をリリース。
「いやいや良いサウンドだね〜!これからの日本のJAZZ界を担うギターリストの1人として、吉野サウンドで多くの人に夢と感動、そして希望のメッセージを届けてくれ!イェーッ!!」(SAX奏者 MALTA)

Interview Photo

※画像をクリックすると大きな画像をご覧頂けます。

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吉野君の生きていくための武器、愛するGibsonのES335。1968年のヴィンテージモデルであるこの傑作品は数々の音楽の歴史を作り出しています。吉野君の音楽もこの美しいギターと共に素晴らしい歴史の1ページを刻んで欲しいですね。

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記念すべき吉野 悟のファーストアルバム「RELATIONSHIP」です。
2008年リリース ¥2100(tax in)
吉野悟の初リーダーアルバムであり全曲オリジナルで吉野サウンドの原点がここに!
「ウォームで爽やかなギターサウンドは彼の人柄そのもの。何を弾いてもメロディアス!
その大きな身体から産み出される繊細で優しいメロディに僕は日本の田園風景を感じた。」
(ギタリスト 布川俊樹) CD帯コメントより

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そして2012年8月リリースのセカンドアルバム「PEACEFUL BIRDS」。インタビュー中にもあった震災後に作ったという"A Song For Free Birds"も収録。
¥2,500(tax in)
4年ぶりのリーダーアルバムは進化を遂げた!よりバリエーション豊かな楽曲と演奏でリスナーを魅了する吉野のサウンド!!音楽ファン必聴の1枚!!
「いやいや良いサウンドだね〜!よりグルーヴィーに進化し続ける吉野サウンド…
これからの日本のJAZZ界を担う、ギターリストの1人としてこれからも音楽を楽しみ、JAZZを愛し、吉野サウンドで多くの人に夢と感動、そして希望のメッセージを届けてくれ!イェーッ!!」 (SAX奏者 MALTA) CD帯コメントより

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横浜KAMOME Live mattersで行った吉野 悟ライブの写真です。2ndアルバムのメンバーで行ったライブだそうです。クールネスの中にもハッピーな雰囲気がありますね。みなさん、ライブにも是非遊びに行ってみてください。

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「僕にとってはアイデアを入れる宝箱でありタイムカプセルでもある」と吉野君が語ってくれたバッファローのポータブルハードディスク、HD-PZU3シリーズ。ミュージシャンのクリエイティブマインドをも活性化させてくれると大絶賛でしたね。もうこのハードディスクは僕の周りのクリエイターには完全に定番化しています。

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作曲中の吉野君。映像インタビューの方に、彼がいかにしてPCを使用して音を録音しているかが実際に映っていますので是非ご覧ください。吉野サウンドが聴けますよ!

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やはり僕も音楽家なので、今回の彼の話も楽しかったですね。同じようにフォーク、ロックと進み、彼はジャズに。僕はロンドンでラテンに。でもインタビュー中にも話しましたが、吉野君の良さは人を楽しませようとするコンポーザーとしてのサービス精神と独自のエンターテイメント性にあります。新作でもある「PEACEFUL BIRDS」を聴けばそれがよく分かりますので、是非みなさんも聴いてみてくださいね。

Creater's Favorite Foods

クリエイターのお気に入り料理

吉野 悟の好きな料理“この一品!”
「キーマカレー」

吉野君曰く、「僕も出演している"野毛JUNK"というJAZZ BARのキーマカレーです!カレーは1日3食でもOKなので、色々なお店で食べているのですが、ここのカレーは他の種類も含めて絶品!なかでもこのキーマカレーが1番お気に入りです!JAZZ LIVEとおいしいカレーがコラボしています!」

今回登場した製品

製品写真

ミニステーション ターボPC EX対応 耐衝撃/ハードウェア暗号化機能搭載 USB3.0用 ポータブルHDD「HD-PZU3シリーズ」

耐衝撃ボディーで落としても安心&解決のつやピタガードのハードディスクに、データを保存するだけで自動で暗号化する機能を搭載したセキュリティーも安心なハードディスクです。またUSB3.0対応で大容量データの保存、コピーにかかる時間を短縮化し、パソコンの作業を効率化できます。

HD-PZU3シリーズ製品ページ

 
 

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