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法人のお客様

@PROFESSIONAL USERS インタビューby LAVA

美山 高

97 写真家

プロ、アマ問わずデータを安心してストックできるHDD

第97回目の@Professional Usersは、写真家の美山 高(みやま こう)さん。医学部を卒業後、麻酔科医として医者への道を目指すがいきなり写真家としてデビューするという異色のクリエイター。ひとつひとつを丹念にリサーチし、勉強し、その鋭い感覚でとてもユニークな写真を撮影し続けています。音楽への愛情も深く、DJとしても活動中とのこと。そんな美山さんがバッファローのネットワーク対応ハードディスク、LinkStation LS-WV4.0TL/R1Jを愛用し、クリエイティブに活用しているとこのとです。早速LAVAが美山さんの自宅兼仕事場を訪れお話を伺いました。

RAID機能搭載 高速ネットワーク対応HDD LS-WVL/R1シリーズ

高校の時はプロモデラー、そして大学卒業後は麻酔科医をやってました

――写真家の美山 高君の登場です。履歴を見てまずは驚いたんですが、麻酔科医を経て写真家になっていったその特異な経緯を教えてください。

物作りに関しては小さい頃から好きで得意でした。高校生の時にプラモデル雑誌「ホビージャパン」の連載をすでに持っていたんですよ。僕はプラモデルを作るプロ、いわゆるプロモデラーだったんです。

――プロモデラー!僕とは正反対な少年でしたね。プラモデル、不器用なあまり1回も作れたことがなかったな(笑)

そうなんですね(笑)。「ホビージャパン」ではライターのようなこともしていたんですが、こういった雑誌に自分の作品が載ると今度は自分でも撮影したくなってきたんです。でも高校生の時はそんな感じでした。僕はもともと勉強も好きで、マニアックに色々な物を知ることに喜びを感じます。聞こえは良くないかもしれませんがほっといても勉強が出来ました。特に好きだったのは物理と数学で、理系の勉強の中で一番好きだったのが「人間を調べること」だったんです。そうなるとやはり進むべきは医学部ということになったんです。

——なるほどね。これまた人間を調べるなんて思ってもみなかったな、僕は。面白い子だね。

いやいや、自分では自分が変わっているとか面白いとか思ったこともないんですよ。それで2浪して順天堂大学の医学部に入学しました。医学部という重要性もあったんですが、この大学はお茶の水にありますよね。お茶の水は日本の文化の中心地という僕の考え方もあったんです。なので順天堂大学を選んだんです。

——そうだね、本も音楽もたくさんあるしね。いい街です。

そうなんです。それで僕も音楽が好きで、もともとピアノも弾けたのでオーケストラ部にも入ってバイオリンも始めたんです。でも、順天堂大学のイメージって箱根マラソンのイメージそのままなんですよ。ここには有名は「スポーツ健康科学部」というのがあって、そのイメージが本当に強い学校でした。医学部に入ってもオーケストラ部に入っても体育会系のノリなんですね。僕はマニアックな人間なので周りと協調しづらかったんです(笑)。

——そうなんだね。それは面白い展開だ(笑)。

でも大学には写真部というものもあって、僕はロバート・メイプルソープやジャンルー・シーフのような写真にが当時から衝撃を受けていたので、あまり出入りする学生がいない写真部で「ひとり写真部活動」を開始しました。機材もなんにもないので全部僕が揃えたんです。

——やるなあ。なんだか美山君らしくなってきたね(笑)。もうそこから写真一直線って感じですか?

水泳部にも所属していたんですが、泳ぐよりも友人達のレースを撮影していた方が楽しくなってきましたね。他の部活からも撮影を依頼されたり。その時に高校生時代に自分のプラモデルも撮影をしたかった感覚が大きく蘇ってきまして、もう一度自分なりに写真を勉強し直したんです。

「僕はこの先何をしたいんだろう?」と気づき写真家の道へ

——医学部の勉強はちゃんとしていたの?

はい、普通にこなしている感じですかね。大学を卒業して順天堂大学付属医院に進み麻酔科に入るんですが、困ったことにフィットしないんですよ。どうにもなじめないんです。当時は相当悩みましたね。「僕はこの先何をしたいんだろう?」と。医師免許を持っていても何もすることがなくなったんです。

——人生の中で起きる個人の予期せぬ感情って本当に不思議だよね。まさに岐路にぶつかったんだね。でも写真があったと。

はい、カメラマンにはなりたいと思っていましたが、そのなり方も業界への入り方もさっぱり分からなかったですね。それで業界誌の広告や求人募集を見て、あるスタジオのアシスタントになりました。そこではプロ用の機材の名前を覚えていきました。でも覚えた時点でまた自分で勉強をしたくなり、スタジオに出入りしていたカメラマンに相談したんです。そうしたら「必要な時に呼んであげるね」と言われ、そこからはフリーのアシスタントとなりました。それがちょうど27歳の時でした。

——麻酔科医からクリエイターへの道を歩き出したわけだね。フリーになったとはいえ、大変だったでしょ?

アシスタントの仕事は続けつつ、自分で撮影した作品は常に雑誌などに売り込みをしていました。いきなり仕事ももらい、実はいい気になっていた時期でもありましたね。でも僕が手掛けていたのは簡単な取材のページで、当然メインのページには自分の世界観をちゃんと持っているカメラマンの作品が載っているんです。僕自身、独自の世界がないことに気が付いたんです。それでたまたま友人の関係で都内にあるクラブ Airでの撮影を依頼されたんです。メインの撮影が出来ず、まだまだ模索中だった僕にはカメラマンとしてのライフスタイルをつかむキッカケになったのがこのクラブでの撮影でした。僕も音楽が好きでDJをしていることもあったし、きちんと自分の撮りたいものを探している時期でもあったので、週3回はクラブに足を運び無我夢中で撮影していました。全く商売にはなりませんでしたが、友人も増え、僕の大好きだったDJ達の撮影を出来るようにもなったんです。クラブは自由なものであり、文化の発信地ですから僕にとっても以居心地の良い場所だったんです。そこで得たものが大きく、腕もみるみるうちに上がっていき、仕事もどんどんと来るようになりました。

——言い換えればクラブで撮影することで自身の武器を発見したんだろうね。その喜びはよく分かります。

今までは取材などの撮影が多く、個性よりもスキルを重視されました。それも嫌いではないのですが、クラブの撮影をするようになってからは「美山」というカメラマンに依頼が来るようになりました。これはLAVAさんの言う武器、個性の部分をみなさんに認めてもらえたからだと思います。

——現在手掛けている仕事は?

ポートレイトやファッション関係が多いですね。ただ好きなものだけを撮影しているわけではなく、プロとしても物撮り関係の仕事もしています。

——美山君の仕事へのプロセスの在り方を教えてください。

まずは「きちんとした仕事」として考えた場合にクライアントのイメージをおさえるだけの基礎技術が必要だと考えます。センスや勘も時には大切ですが、クライアントの持っているイメージ以上のものをきちんと提示しなければならないと僕は思っています。海外だとロケ場所の選定やライティング、撮影に関わるスタッフひとつひとつにプロがいます。日本の場合はカメラマンが全てをコーディネートしイニシアティブもとれます。そこが面白いところでもあり責任感も感じなければならないところでもあります。だからこそ僕の仕事はクライアントとの意志の疎通がとても大事になっていきます。得にポートレート、女の子モデルを撮る場合はポーズの撮影だけでは面白いものは撮れませんよね。メークやスタッフとの連携も大切です。しめるところはしめる。このバランス感覚が僕の仕事の完成へのプロセスでは最も大事な点だと言えます。

——これからの美山君のビジョンは?

正直目標やビジョンのようなものはないんですが、今ではiPhoneでも簡単に写真が撮れてしまう時代。新しいものは何処にでも転がっています。でもその時代の流れはしっかりと受け止めながら自分のやるべきことをやっていければいいと思っています。そしてやりたいことへの興味は常に持っていたいと思います。

LinkStationをフル活用して仕事をしています

——メインのカメラはなんですか?

NikonのD-700です。デジタルの一眼レフです。撮影に関しては90%デジタルを使用しての作業です。でもフィルムでの撮影も必要だと思っています。上手い人はデジタルが入ってきてもフィルムでの撮影が上手です。人間の持つアナログ感覚も分かりつつ、デジタルを取り入れていく才能がこれからも必要でしょうね。

——美山君が使用しているバッファローのネットワーク対応ハードディスク、LinkStation LS-WV4.0TL/R1Jについて聞かせてください。

まず写真データの1枚あたりの容量が以前に比べて大容量になってきています。なのでポイントはまずバックアップの重要性にあると思います。以前でしたらバックアップをDVDに保存していましたが、現在では1回の撮影で軽く10GBはいってしまいます。それを全てDVDに焼いているのでは現実的ではありませんし時間もかかります。今では殆どのクリエイターがハードディスクに保存していると思います。

そして僕が使っているLinkStation LS-WV4.0TL/R1Jは、2台のハードディスクに同じデータを一度に複数バックアップ出来ます。一度にRAIDにバックアップ出来るのはこれからは絶対に必要だと思うんです。バックアップがもしもハードディスク1台のみの保存だったら当然ですがそれが壊れることで全てを失います。プロである限り、データをなくしたらそれは論外です。アマチュアでRAIDを使用している人はまだ少ないと思うし、ちょっととっつきにくいところも感じているかもしれませんが、実際に使ってみると十分アマチュアの人でも使いやすいと思いますし、とても信頼出来るハードディスクだとも思います。僕の場合もバッファロー製品はもちろんハードディスクも過去使用していますし、カードリーダーや無線LANルーターも使っています。今まではなんのトラブルもありませんね。

それとこのLinkStationはLANでつながっています。そこの利点は重要で、ファイル共有が出来ます。普通のハードディスクだと1台のパソコンに対して1台のハードディスクしか認識しません。LANだとインターネットと同じことなので、複数のパソコンからアクセス出来ます。Webアクセス機能というのもあり、外出先から自宅のハードディスクのデータを直接読み込んだりアレンジ出来ます。我々の仕事だと撮影現場からインターネットを通じてその場でバックアップがとれるんです。それに現場で補正したデータを直接自宅でも開けます。僕らプロの仕事は納期の早さ、タイムレスポンスをいかに短くするかも重要です。今までだとレンタルサーバーにバックアップする度に上げ、自宅でそこにアクセスして、そこからデータを降ろして作業していました。それが今では自宅のLinkStationに直接バックアップをとっているので時間もかからないし、とっても便利ですよね。レンタルサーバーに乗せないでいいということはセキュリティーに関しても安心ということです。それと、通常のハードディスクだとMacとWindowsでフォーマットが違いますが、これはLANなので関係ありません。OSフラット4でも気にせずいけます。僕が使用しているバッファローの無線LANルーター、AirStationとの組み合わせで、自宅のパソコンから無線でデータのやりとりも出来ます。ケーブルが部屋の中でいらなくなるので、実にすっきりとしていいんです。無線LANルーターを使った場合、軽いデータではなく重いデータの場合、LANケーブルで接続して他のパソコンに転送することも出来ます。かなりスピードも早いですよ。

たくさん言いましたが(笑)、とにかく僕には欠かせないハードディスクであるし、プロ、アマ問わず、データをここまで安心してストックさせてくれるハードディスクは見たことがありませんし、本当に素晴らしい周辺機器だと思います。

——どうもありがとうございます。どんどん活用して美山作品に役立ててください。では最後に、美山君のような写真家を目指す人達にメッセージをお願いします。

続けること、絶対にやめない。やめる人はすぐにやめちゃいます。免許があるわけでもないので、本当になりたければ明日にでも「フォトグラファー」と書いてある名刺を作るべきです。それと、色んな人に会って作品を見せることも重要でしょうね。

——今日はどうもありがとうございました。

Creator's Profile

本人写真

美山 高(みやま こう)

1972年東京都出身
1998年順天堂大学医学部卒業
大学在学時より独学にて本格的に写真を学び始める。
1998年に順天堂大学医学部卒業後、同大学付属医院にて麻酔科医として勤務するが、写真家になることを決意し退職。スタジオアシスタントを経た後、写真家・中村和孝氏に師事。
2001年よりフリーランスの写真家として活動する。鋭い感性と確実な基礎知識に裏付けられた技術をもとに、人物、商品といった分野を問わず高いクオリティーの写真撮影を行う。また1996年よりスタートしたDj活動においてもユニークなプレイで独自の評価を得ている。

主要実績
NHK日本放送協会・キリンホールディングス・マザーエンタテイメント(スタジオコースト)・三栄書房・AVOCOM・FUTIC RECORDINGS・NEW WORLD PRODUCTIONS・Suspereal他(順不同)

http://www.office-miyama.com

Interview Photo

※画像をクリックすると大きな画像をご覧頂けます。

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なんと美山君は高校生の時から「Hobby Japan」のページを担当していたというから驚き。写真では彼の作った信じられない程緻密なプラモデルが見られます。この兵隊の塗装の技術、凄いです。

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ここからは美山君の作品です。まずはポートレイト。
「活動の中心はポートレイト撮影。有名なタレントさんでも、友達でも、撮るスタンスは全く一緒です。写真を始めた時から、撮らせてくれた人に喜んでもらえる時が一番嬉しいのは今も変わらず。特に女の子だと(笑)。」

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「いつもDjしているお店で。機材はいつも持ち歩いている2万円位のコンパクトデジタルカメラ。これだけデジタル技術が進歩してしまうと、写真を撮るのはやはり人間なのだなと、かえって意識するようになりました。」

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「震災後、仙台へ自主取材に。
見渡す限りの全てがなぎ倒され、荒涼とした風景がどこまでも広がるなか、復旧工事をしている現場に出くわす。
やはり人にレンズを向ける。
これが本当に格好いい男の姿だと思う。」

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「もちろん風景も撮る。
日本最北端の島、礼文島の2月。
海、空、空気、すべての色が普段暮らす東京とは全く違う。
旅に出よう。
ローライフレックス3.5Eという50年以上前の二眼レフカメラで撮影。」

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「アーティスト、MHAK氏の手による壁画の店内写真。
デジタル技術の進歩のおかげで、誰でも奇麗な写真が撮れるようになったのは否定出来ない事実で、全く悪いことではない。
偶然に撮れた優れたものもあるし、そうした写真には素直に敬意を払うべき。
しかし、商品写真や建築写真はカメラ任せでは絶対に撮ることが出来ない。
感性も重要だけれど、正確な技術と知識があってのこと。
当たり前のところに結局は戻る。」
(協力 MHAK ART WORKS at Spanish&Bar LUZ (Shibuya / Tokyo) )

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現在の仕事では欠かすことの出来ないと美山君が言う、バッファローの外付けハードディスク、LinkStation LS-WV4.0TL/R1Jです。かなり色々と語ってくれましたが、緻密に研究し勉強するクリエイターに愛されるのは嬉しいことですね。バックアップ、LANとの関連性、全てがお気に入りだそうです。

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美山君は自分でも起動ディスクやアンプまで作ってしまう人です。とにかく追求することが好きなんでしょうね。仕事中の彼の目の光り方もなかなかのものでしたよ。

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美山君に会ったのは僕がサウンドプロデュースするお店で。僕がプレイする曲する曲に「これいいですね!」と反応してくる人でした。そう、彼はたくさんの興味と好奇心を持ったカメラマンなんです。そのあくなき追求心が彼をどんどんと大きなクリエイターにしていくんでしょうね。美山君!これからもその気持ちでたくさんの「美山」らしい作品を撮っていってください!

Creater's Favorite Foods

クリエイターのお気に入り料理

美山 高の好きな料理“この一品!”
「梅おろしうどん」

美山君曰く、「近所にあるうどん屋、”天神”のランチメニュー、梅おろしうどんとミニ天丼セットです。これがボリュームがあって美味しいんです。今年の夏は暑かったのでさらに助かる一品でした。うどんもコシがあって最高ですよ!」

今回登場した製品

製品写真

RAID機能搭載 高速ネットワーク対応HDD LS-WVL/R1シリーズ

自宅ネットワーク内でのデータ共有はもちろん、外出先からもインターネット共有でデータの受け渡しが行なえるWebアクセス機能も搭載し、より活用の幅が広がったNAS製品です。従来モデル「LS-WXL/R1」に比べ高速なCPUを搭載し、さらにバッファロー独自の技術で開発された高速化ソフトウェア「ターボPC」と「ターボコピー」を含むパソコンを高速・便利にするソフトウェア集「バッファローツールズ」(Buffalo Tools)を添付しています。

LS-WVL/R1シリーズ製品ページ

 
 

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