■この問題による危険性 |
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遠隔の第三者が、細工した URL をユーザにアクセスさせることにより、ユーザのLAN内に接続されている
UPnP 対応機器を操作したり設定を変更したりする可能性があります。細工したコンテンツをユーザに アクセスさせることにより、LAN 上のネットワーク機器に対して UPnP メッセージを送信させる手法が 知られています。例えば、Adobe Flash コンテンツを使った攻撃手法が公開されています。 (#347812 JVNVU#347812)
【参照】
US-CERT Vulnerability Note VU http://www.kb.cert.org/vuls/id/347812
#347812 JVNVU#347812 http://jvn.jp//cert/JVNVU347812/index.html
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■対策 |
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お手数をおかけしますが、ご利用のファームウェアバージョンを確認の上で、
次のいずれかの対応をお願いいたします。
※どれを実施すればよいか解らない場合は 対策FWのアップデートを推奨致します。
対策FWのアップデートを行う。
UPnP機能を無効にする。
(MSN Messenger/Windows Messengerの音声チャットやIP電話機器など、UPnP機能によるネットワーク機器の操作を前提としているアプリケーション・機器は動作しなくなる可能性があります)
その他対応は下記をご参照ください。
#347812 JVNVU#347812 http://jvn.jp//cert/JVNVU347812/index.html
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■FW対策 及び 対策方法(FWのバージョンアップを行う) |
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対応FWに関しましては、UPNPの通信に使用するパラメータを個体毎・起動毎個別の値を持つ事により、
セキュリティを強化します。
該当製品(バージョン) |
対策FW |
UPnP機能を OFFにする方法 |
製品群A
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WHR-G |
Ver.1.47 |
あり |
WHR-HP-G |
Ver.1.47 |
WHR-AMPG |
Ver.1.51 |
WZR2-G300N |
Ver.1.52β |
WZR-AMPG300NH |
Ver.1.50β |
WZR-AMPG144NH |
Ver.1.49 |
製品群B
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WER-A54G54 |
Ver.1.43 |
あり |
WER-AG54 |
Ver.1.43 |
WER-AM54G54 |
Ver.1.43 |
WER-AMG54 |
Ver.1.43 |
WZR-G144N |
Ver.1.48 |
WZR-G144NH |
Ver.1.48 |
WHR-G54S |
Ver.1.43 |
WHR-HP-G54 |
Ver.1.43 |
WHR-AMG54 |
Ver.1.43 |
WHR-AM54G54 |
Ver.1.43 |
WHR-HP-AMPG |
Ver.1.43 |
製品群C
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BHR-4RV |
Ver.2.50 |
あり |
製品群D |
BBR-4HG |
Ver1.40β |
あり |
BBR-4MG |
製品群E |
その他UPnP対応機種 |
なし |
あり |
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■ファームウェアバージョンの確認方法 |
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次のページでご確認ください。
製品群A: WZR-AMPG300NHなど
製品群B: WHR-G54Sなど
製品群D: BBR-4HGなど
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■対処方法(UPnP機能を無効にする方法) |
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※MSN Messenger/Windows Messengerの音声チャットやIP電話機器など、UPnP機能による
ネットワーク機器の操作を前提としているアプリケーション・機器は動作しなくなる可能性があります。
ルータのWEB設定画面より、UPnP機能を無効にしてください。主な製品の設定方法は次の通りです。
製品群A: WZR-AMPG300NHなど
製品群B: WHR-G54Sなど
製品群D: BBR-4HGなど
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◆ご不明な点があれば、お手数ですがサポートセンターへお問合せください。 |